翻訳
GOWrite翻訳ツールはGOWriteに組み込まれています。これによって翻訳作業が簡単に始めることができます。
翻訳手順
翻訳は多くの手順を要します。
- 翻訳環境を設定
- テキスト部分を翻訳
- 翻訳を検査
- 翻訳の流通
翻訳の設定
以下の図は翻訳する作業を示しています。
翻訳ツールが開発および試験メニューに設定されています。
翻訳で最初の手順は言語の選択である。下の図枠に漢語翻訳が生成されています。
言語を選択する場合、事前設定には全ての言語が示されていません。 Show All ボタンがリストを拡張して、システムに含まれる全ての言語をリストに表示させます。
GOWriteをリスタートすると新しい言語が表示されます。
GOWriteを終了する前なら、翻訳ツールの中のEnable interactive translation (逐次翻訳する)を使うこともできます。
翻訳
GOWriteが逐次翻訳可能でスタートした場合、GOWriteインターフェースは選択されている言語を用います。(あるいは、翻訳がまだされていない場合は英語です。)
逐次翻訳では、ユーザーが翻訳可能な文字列は四角の印がついています。
文字列を翻訳するために、F12キーを押してから、スクリーン表示の文字列をクリックします。これで翻訳のダイアログをオープンさせます。 続くダイアログでは、F12の次にメニューの項目Fileが選ばれています。翻訳の一部はダイアログを閉じた後に直ちに実行されます。しかし、翻訳の一部はGOWriteをリスタートしなければ実行されません。
ヒント:
-
メニューはメニューツールバーの項目をクリックすると翻訳されます。
-
ダイアログ・タイトルはダイアログの文字のないスペースをクリックすると翻訳されます。
左側に並んでいる文字列はリストの中の文字列を最初に選択すると翻訳されます。
マニュアル翻訳
翻訳全部を見ることができます。翻訳ツールの中のEdit Translationボタンがウインドウを開きます。そこで、編集するために、いろいろな翻訳グループから選べます。ファイルメニューを使えば、文字列の集合をひとつずつ開くことができます。(property files 特性ファイル)
各翻訳は区切られた文字列の集合に分けられる。各集合はある文字列の型を含んでいます。
翻訳の開始:
- Gui Text は大部分の興味深い文字列を含みます。MENU_から始まる文字列を翻訳することから始めます。他の文字列はそれほど翻訳するのは簡単ではありません。
- ・ Action Textは特定の編集作業に関係する文字列を含みます。翻訳する場合、_ICONで終る文字列を除きどんなものも翻訳可能であることに注意してください。これらの文字列はアイコンのファイル名を示していて、これらは翻訳されません。以下の表記に注意してください。
- _TTは記述的文章です。 ( tool-tip )
- _NAME はメニューテキストです。
-
_ACCELと _MNは加速操作と名称キーを示しています。キー名の形式(Javaで使われる)に従わなければならないから、翻訳はある注意を要します。最初の翻訳段階ではこれらのキー名はそのままにしておけます。
各文字列値は左列にアイデンティファイアーを持ちます。中の列は事前設定テキストを含みます。現在の翻訳された値は右端の列にあります。そして、ダブルクリックすると編集できます。
文字列の値は、文字列に新しい行がゆるされることはほとんどないことに注意してください。
現在は、翻訳ツールはこれらの文字列の編集は簡単にできません。
Stringのいくつかは{0}のような構造を持っています。GOWriteが文字列を使う場合に、これらは値が挿入されている場所を示します。また、いくつかの特殊な場合、より複雑な構造が使われています。不安を感じるか、問題がある場合、GOWriteの著作者に連絡して支援を求めてください。
翻訳検査
翻訳が妥当と思われたら、翻訳ツールボタン Test Translation を使ってその翻訳を検査できます。
翻訳の送付
翻訳が使えるものだった場合、翻訳ツールのSend ボタンを使って、それをgowrite.net に送ることができます。
GOWriteの著作者が必要な場合連絡できるように、名前とemailアドレスを知らせてください。
地域的出版に向けた最小限の翻訳
GOWriteはいくつかのテキストを発生します。最も特筆すべきは、会話における例外メッセージを発生します。ある使用言語で完全に出版物を作成するために、これらのメッセージは翻訳されなければなりません。
これらを変換する最速の方法は、マニュアルの翻訳を使用します。 手動で変換する際に、名前EXCEPTION_で始まるSGFファイルにのみメッセージを翻訳します。
翻訳ファイルの所在位置
翻訳ファイルはGOWrite構成ファイルと同じディレクトリに置かれるでしょう。翻訳ファイルはtranslation_xx_YY_v という名前です。ここで、 xx は言語、YYは国で、 v はGOWrite のバージョンです。
翻訳の配布
翻訳が有用であるためには、ユーザーに配布されなければなりません。これには、基本的に二つの可能な方法があります
翻訳を自分で流通させます。
いくつかの実務的な問題があります。
- 正常なGOWriteの正規の新バージョンにうまく対応できていません。
- 別の翻訳との間の調整ができていません。
標準のGOWrite に翻訳の組み込み
翻訳がもっとも広く流通させるには、翻訳を標準流通GOWriteに組み込むことで可能になります。
著作権
翻訳がGOWriteに組み込まれるとすると、著作件問題が注意されなければなりません。翻訳者が翻訳作業に対して著作権を持ちます。従って、翻訳者の許可が翻訳をGOWriteに組み込むためには必要です。この許可は可能な幾つかの様式を持ちます。
ひとつの可能な解決法は、翻訳をパブリックドメインに置くことです。これは翻訳者からのそういう声明をするだけでOKです。結果として誰でも翻訳を利用し、また、翻訳を改善させることができます。代替の解決法として、翻訳著作権を保持することができます。しかし、翻訳をGOWritteに組み込むことに対して十分な許可を与えるというものです。必要とされる許可には次が含まれます。
- GOWriteと共に自由流通すること
- 要求に従って翻訳を変える権利
ヘルプの翻訳
- 技術的にはヘルプのための翻訳はできます。しかし、現在は、ヘルプの翻訳はケースバイケースで編成されなければなりません。もし、ヘルプの翻訳をすることに関心があるなら、GOWriteの著作者に相談してください。